B&Tを代表する サブマシンガン APC9K が正式ライセンスのガスブローバックで登場
ここでは、APC9Kガスブローバックの発表内容を整理します。
B&T AIR ARCHWICKのAPC9Kガスブローバックは、正式ライセンスのガスブロサブマシンガンです。
APC9Kは、B&T AIRが展開するガスブローバックのサブマシンガンです。この記事は、2023年7月の発表時点の内容をもとにしています。そのため、発売時期や価格は、当時の予定です。
なお、発売後の情報は、記事の後半で整理しました。最新の仕様は、ORGAの商品ページでご確認ください。
APC9Kガスブロの要点まとめ
- APC9Kは、B&T AGの正式ライセンスを受けたガスブロです
- ARCHWICKが開発と製造を行い、B&T AIRのブランドで展開されます
- モデルアップの対象は、2019年のマイナーチェンジ版APC9K PROです
- アッパーはアルミ製、ロアはポリマー製で、操作系はアンビ対応です
- 発表時の発売予定は2023年9月でしたが、のちに変更されました
- 発売版の仕様は、記事の後半で表にまとめています
B&T AIRのAPC9Kが登場した背景
続いて、APC9Kガスブローバックが登場した背景を見ていきます。
近年、欧米を中心とした軍や法執行機関でライフルや サブマシンガン の採用が進み、プロ市場でのシェアを順調に拡大しているB&T。台湾を拠点とする新進気鋭のエアガンメーカーARCHWICKとのタッグにより、B&T AIRとして正式ランセンスのエアガンを展開しはじめたことも記憶に新しいが、人気を博したボルトアクションSPR 300 PROに続き、 サブマシンガン の人気モデルAPC-9Kがガスブローバックで登場することになった。
B&T AIRは、B&T AGの名前を冠した正式ライセンスのブランドです。そのため、実銃メーカーとの距離が近い製品展開です。
SPR 300 PROに続く第2弾が、APC9Kです。ボルトアクションの次に、サブマシンガンが選ばれました。
MP9とAPCのつながり
APC9Kガスブローバックの外観は、実銃の特徴を押さえています。
B&Tの サブマシンガン と言えば、サバゲープレイヤーにとってはKWA MP9(TP9)ガスブロシリーズ(正確に言えばPDWであるが)のイメージが強いと思うが、MP9は元々Steyr(ステアー)が開発したTMPの権利をB&Tが買い取ったものであり、オリジナルデザインのAPCのガスブロ化はB&Tに注目するプレイヤーにとっては念願叶ったと言えるニュースではないだろうか。
TMPは、ステアーが開発したマシンピストルです。B&Tはその権利を買い取り、TP9やMP9として改良しました。一方、APCは、B&Tが一から設計したオリジナルのデザインです。
つまり、APC9Kのガスブロ化は、KWAのMP9とは別系統の話です。そのため、APCを待っていたファンにとっては、特別な知らせでした。
B&T AIR APC9Kガスブローバックの概要
操作系も、APC9Kガスブローバックの見どころです。
レシーバーとアンビ操作系
マガジンまわりも、APC9Kガスブローバックの注目点です。
B&T AIR APC9Kガスブローバックは、実銃と同じくアルミ製のアッパレシーバーとポリマー製のロアレシーバーで構成される。実銃では2019年にマイナーチェンジを受けたAPC9K PROをモデルアップしており、初期モデルとは違いAR15タイプ互換のグリップに交換可能なほか、チャージングハンドルやセレクターなど操作系が全てアンビ対応となっている。
アンビとは、左右どちらの手でも操作できる仕様のことです。そのため、利き手を問わず、セレクターやチャージングハンドルを扱えます。
また、AR15タイプ互換のグリップに交換できる点も、PRO版の特徴です。つまり、好みのグリップを選べる余地があります。
ワイヤーストックの仕様
APC9Kガスブローバックの仕様は、以下のとおりです。
ストックはワイヤータイプのテレスコピックストックを装備し、伸ばした状態で3段階の長さ調整が可能。素材はスチール製。現在のところアフターパーツについてはアナウンスされていないが、APC9ガスブロシリーズとしてKモデル以外の2機種のバリエーション展開が予定されており、将来的に別のストックに交換することも可能と予測される。
ワイヤータイプのストックは、軽量でコンパクトな形です。そのため、取り回しを重視する場面に向いています。
なお、アフターパーツの情報は、発表時点では未発表でした。そのため、ストックの交換については、確定情報を待つ必要があります。
専用マガジンの仕様
最後に、APC9Kガスブローバックの発売後の情報をまとめます。
マガジンはB&Tデザインの9mmマガジンを再現した専用マガジンとなるが、KWA MP9と同じように金属製のマガジンとなることが予想される。ただし、MP9とはボルトキャリアに対しての取り付け角度が異なるため互換性はない模様。重量についてもKWAの半分以下となるようで、素材は恐らくアルミ製ではないかと思われる。
マガジンは、B&Tデザインの9mmマガジンを再現した専用品です。ただし、MP9用とは互換性がない模様と案内されていました。
この項の素材や重量は、発表時点の予想を含みます。そのため、実際の仕様は、発売版の情報で確認してください。
トライラグマズルとサプレッサー
APC9Kガスブローバックの最新情報は、随時更新します。
また、ハイダーはMP5やMP7などHK系 サブマシンガン と共通のトライラグマズルとなる。他メーカーとの互換性はいまのところ不明だが、Omega 9Kタイプなどが使用できるのではと思われる。可能であれば、アフターパーツとしてB&T RBS サプレッサーなどが発売されると嬉しいが…果たしてどうなるか。
トライラグは、3本の突起でマズル機器を固定する形式です。そのため、同じ形式の機器なら、取り付けの選択肢が広がります。
ただし、ネジ径や互換性は、使う前に確認が必要です。なお、ORGAには、3ラグハイダーに取り付けられるサプレッサーのページがあります。
その他、分かっている仕様などについては以下の通り。
本体仕様
型番:AW-GBB-APC9K-B
全長:323/531mm
重量:2,400 g
装弾数:50発 (6mm BB弾)
ホップ:可変式
ファンクション:SEMI/FULL AUTO GBB
パワーソース:HFC134a、HFC152a、HFO1234ze
| 項目 | 発表時の内容 |
|---|---|
| 型番 | AW-GBB-APC9K-B |
| 全長 | 323/531mm |
| 重量 | 2,400g |
| 装弾数 | 50発(6mm BB弾) |
| ホップ | 可変式 |
| ファンクション | SEMI/FULL AUTO GBB |
| パワーソース | HFC134a、HFC152a、HFO1234ze |
この表は、2023年7月の発表内容です。そのため、発売版とは数値が異なる項目があります。
例えば、ORGAの続報では、装弾数が30発と案内されました。さらに、パワーソースの表記も、のちに変わっています。
パーツ仕様
B&T AG オフィシャルライセンス商品
・トライラグマズル(14mmネジ)※正逆不明
・アクセサリーサイドレイル
・フリップアップフロント/リアサイト
・アンビマグキャッチ
・アンビセレクター
・アンビボルトリリース
・アンビチャージングハンドル
・ARスタイルグリップ
・CNCボルトキャリア
・スチールスライドストック
パーツ仕様の項目は、CNC加工やスチール製パーツが中心です。そのため、耐久性と質感の両方を意識した構成と言えます。
一方、サイトはフリップアップ式です。つまり、光学機器を載せない状態でも、すぐに構えられます。
法執行機関向け サブマシンガン APC9K PROとは?
B&Tの成り立ち
実銃のAPC9Kについても少し紹介をしておこう。スイスで誕生したB&T(ブリュッガー&トーメ)は元々スイス国内市場向けにサプレッサーを製造する企業であったが、ステアーから製造権を買い取ったTMPをTP9及びMP9として改良して製造販売することをきっかけに銃器生産を開始し、いまや各国の軍や法執行機関に武器類を納入するメーカー及びサプライヤーにまで成長している。
B&Tは、サプレッサーの製造から始まった会社です。その後、TMPの権利を得たことで、銃器の生産に踏み出しました。
APC9が生まれた経緯
APC9開発のきっかけは、MP9の販売を通して知った警察機関の9mm サブマシンガン へのニーズの大きさである。2011年に発表されたAPC(Advanced Police Carbine)は法執行機関向けに開発されており、現場からのフィードバックを元に、現在に至るまで様々な改良とバリエーション追加を繰り返し、いまやSIG SAUER MCXに勝るとも劣らないモジュールライフルとしての製品展開を果たしている。
APCは、Advanced Police Carbineの略とされます。そのため、名称の時点で、警察向けの装備であることが分かります。
| モデル | 位置づけ |
|---|---|
| APC9 | 9mm弾を使うピストルキャリバーのモデル |
| APC9K | APC9のショートモデル(Kはクルツ) |
| APC40/APC45 | ピストル弾に対応する別口径のモデル |
| APC10 | ライフル弾に対応するモデル |
| APC556/APC308 | ライフル弾に対応するモデル |
APC9Kとはどのようなモデルか
APC9Kは9mm弾仕様のK(クルツ)、民間カテゴリに当てはめればピストル扱いとなる最も短いモデルだ。名称やサイズからどう見てもHK MP5Kを意識したモデルではあるが、M4に近い操作感やモジュラー性能、プロフェッショナル向けの開発が功を奏してか、2019年にアメリカ陸軍とSCW(サブコンパクトウェポン)の契約を獲得した。
Kは、ドイツ語で「短い」を意味するKurzに由来します。そのため、全長がコンパクトにまとまっています。
また、SCWは、サブコンパクトウェポンの略です。つまり、APC9Kは、携行性を重視した区分で評価されたことになります。
PROシリーズの位置づけ
APCシリーズは現在、ピストル弾対応の サブマシンガン だけではなく様々な弾薬に対応したマルチキャリバーとしてB&Tのフラッグシップモデルに君臨しているが、SCW契約と同年に追加されたPROシリーズは主力であるAPC9/40/45及びAPC10の改良バージョンであり、B&T AIR APC9KもこのPROをモデルアップしたものとなる。
PROシリーズは、2019年に追加された改良版です。そのため、APC9K PROは、実銃でも新しい世代にあたります。
なお、ガスブロの商品名にも、PROが付いています。つまり、モデルアップの元が、はっきり分かります。
B&T AIR及びARCHWICKについて
ARCHWICKという会社
B&T AIRの製品は前述の通りARCHWICKが開発・製造を行う。ARCHWICKはメーカーとしての歴史はまだ浅いものの、創設メンバーはエアソフト業界などで30年以上の実績を持つベテランだ。まだまだ小規模なメーカーでありながら、正式ライセンス供与よりも一歩踏み込んだB&T AIRというブランド化をB&T AGに決断させたあたり、信頼性の高い製品づくりを裏付ける証拠と言えるだろう。
ARCHWICKは、台湾を拠点とするメーカーです。そのため、アジア圏の新興ブランドという位置づけです。
ARCHWICKのリアリティへのこだわり
ARCHWICKは現在カテゴリを問わない製品展開をしているが、一貫しているのはリアリティである。意匠の再現を含むものは全てランセンスを取得し、クオリティの高い製品を生み出している。ガスブロ製品では、東京マルイ及びGHKベースのL119A2コンバージョンキットをリリースしているが、オルガエアソフトでも持込による組込依頼を受けたが中々の精度の製品だった。おのずとAPC9にも期待が高まる。
L119A2のコンバージョンキットは、東京マルイとGHKのベースに対応します。そのため、既存のガスブロをカスタムしたい人にも、選択肢が広がりました。
B&T AGとの関係
また、ARCHWICKは実際にB&T AG本社を訪れ製品に対してのサポートを得るなど直接的な交流を図っており、単純な書類上の契約ではない関係性を築いている。
本社を訪れるやり取りは、書類だけの契約とは違います。そのため、製品の品質に対するサポートも、期待できる関係です。
発表時点のリリース予定と価格
B&T AIR APC9Kのリリース時期は当初予定より変更となったのだが、これは製品クオリティーを上げるため一部のパーツをCNC成形による高精度パーツに変更するためだ。B&T AIRは、自社製品にゲームツールとしてもコレクションアイテムとしてもユーザーに高い満足度を持ってもらうことを目指しており、これはB&T AG社の意向でもあるとのこと。
CNC成形パーツへの変更は、品質を上げるための判断です。そのため、リリース時期は、当初の予定から後ろにずれました。
B&T AIR APC9Kガスブローバックのリリースは2023年9月中の予定。メーカー希望小売価格は63,800円(税込・予価)。また、50連スペアマガジン(予価:6,028円[税込])も同時発売予定だ。製品概要でも触れたがAPC9Kのほか2機種のバリエーション展開も予定しているほか、冬季にはCO2マガジンの販売も予定しているとのこと。
この日程と価格は、2023年7月の予定です。その後、日程は変更されました。
ORGAの続報では、2023年10月に、発売予定が2024年2月頃へ変わりました。また、2024年8月の紹介記事では、製品版が発売済みと伝えています。詳しくは、あわせて読みたいの記事をご覧ください。
発売版APC9K PROの主な仕様
次の表は、ORGAの商品ページと紹介記事で、内容が一致した項目です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 装弾数 | 30発(リキッドチャージ式マガジン) |
| ファンクション | セミオート/フルオート |
| アッパー | CNCアルミ製(タイプ3ハードアルマイト) |
| ロア | ポリマー製(AR15規格のグリップ) |
| 内部パーツ | ハンマー、シア、トリガーはS45Cスチール製 |
| ホップ調整 | 外部から1.5mmの六角レンチで調整 |
| パワーソース | HFC134a、HFO1234ze |
なお、全長と重量は、販売店ごとに表記が異なります。そのため、表には載せていません。購入前に、商品ページでご確認ください。
ORGAでの取り扱い
オルガエアソフトでも取り扱い予定となるが、予約の開始や発売時期の確定については追って情報を公開するため、当サイトやtwitterを随時チェックして頂きたい。
ORGAには、APC9K PROとSD2、CO2仕様の商品ページがあります。ただし、在庫と価格は変動します。そのため、最新の情報は、各ページで確認してください。
APC9Kへの期待もさることながら、今後のB&T AIRの製品展開にも大いに注目したい。
B&T AIRは、APC9のシリーズ展開を進めています。そのため、続報は、ORGAの紹介記事で随時追加されます。
オルガエアソフトで取り扱い中のB&T関連商品はコチラ
※B&T AIR以外の商品も含みます。
APC9Kに関するよくある質問(Q&A)
Q. APC9Kとは何ですか?
APC9Kは、B&Tが開発した9mm口径のサブマシンガンです。APC9のショートモデルにあたります。ガスブロでは、B&T AIRが商品化しました。
Q. B&T AIRとは何ですか?
B&T AGの名前を冠した、エアソフトのブランドです。製品は、台湾のARCHWICKが開発と製造を行います。そのため、正式ライセンス品として展開されます。
Q. APC9K PROの「PRO」は何ですか?
2019年に追加された、実銃の改良版を指します。AR15互換のグリップや、アンビ操作系が特徴です。ガスブロも、このPROをモデルアップしました。
Q. 発売日と価格は、記事の内容のままですか?
いいえ。記事の2023年9月と63,800円は、発表時点の予定です。その後、日程は変更されました。そのため、現在の情報は、商品ページで確認してください。
Q. 装弾数は何発ですか?
発表時は50発でしたが、発売版は30発のリキッドチャージ式マガジンです。ORGAの続報で、この変更が案内されました。
Q. CO2マガジンは使えますか?
CO2マガジンは、同シリーズ向けに案内されていました。ORGAには、CO2仕様の商品ページもあります。ただし、対応は商品ごとに異なるため、購入前に確認してください。
Q. KWAのMP9とは違うのですか?
別の銃です。MP9は、ステアーのTMPをB&Tが引き継いだ製品です。一方、APCは、B&Tのオリジナル設計です。マガジンにも互換性はない模様です。
Q. サプレッサーは付けられますか?
ハイダーは、3ラグ形式です。そのため、3ラグ対応のサプレッサーが候補になります。ただし、ネジ径などは、商品ごとに確認が必要です。
Q. 最新情報はどこで確認できますか?
ORGAの商品ページと、続報の記事で確認できます。また、ORGAのTwitterでも、情報が更新されます。








